2015年6月4日
突然、
“明日しましょう”
と言われたので、いよいよという覚悟でもなく、バタバタと用意に追われ当日を迎えました。
当然、飯抜き。
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今度は局所麻酔です。
て、ことは、手術中の音が聞こえる訳ですね。
てか、針を目に刺すのを想像しただけで痛いです(笑)
“硝子体手術”と“バックリング手術”です。
眼球に針を刺し、剥がれた網膜を元にもどすのが
“硝子体手術”
網膜の剥がれた部分を、眼球の中からくっつける方法で、硝子体に出血がみられる方でも行うことができます。
目の下の部分に注射で局所麻酔を行います。
硝子体を切除し、硝子体や網膜をひっぱっている組織を除去した後、眼球内にガスを満たします。
網膜の剥がれている部分を風船のように膨らませて、網膜にくっつけます。
その後、網膜光凝固術を行い、網膜をくっつけます。
https://www.c-notes.jp/diseases/detached_retina/cures/3
眼球の周りにバンドをして、剥がれた網膜を貼り付け固定するのが
“バックリング手術”
ま、眼球を水の入った風船と思ってください。
眼球を握ってる訳にはいかないので、バンドで縛ります。
眼球の外側にシリコンスポンジを縫いつけて、眼球をへこませることで網膜を正常な位置に戻します。その後、網膜裂孔のまわりを固めてふさぎます(冷凍凝固)。
網膜の下にたまった液体が多い場合には、強膜側から針のような穴を開けて外に出します。
https://www.c-notes.jp/diseases/detached_retina/cures/2
後で調べたら、“硝子体手術”より“バックリング手術”の方が古いらしいのと“硝子体手術”の方が技術を伴うらしいです。
話を戻します。
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時間が経つのが長いような短いような…

“無事に終わりますように”とミサンガを巻きました。
バクバクです(笑)
名前、生年月日、何処を手術するのか?と最終確認をします。
これが嫌なんですわ…
嫌な空気が流れます(笑)
と、勝手に想像を膨らませていきます(笑)
緊張のためか、あんまり覚えてないです。
なぜが「ターミネーター」の音楽が頭の中で鳴ってます。
チャララーン チャチャチャン
職業病ですな…(笑)
何かにつけ、頭の中に音楽や効果音が流れるのです(笑)
自分はその奥の手術台に運ばれます。
「車椅子から降りて手術台に横になってください」
もう、この辺りから
“まな板の鯉”
慣れた手つきでブシューと。
その後、
両手を手術台縛られます。
本郷猛が仮面ライダーに改造される前ですな(笑)

“ぎーーー!”
心の中で
“うおおお!!!”
と叫び、
鼻とかが痒くなったらどうしようとか、
くしゃみしたい場合はどうすればええん?とか、
地震が来たら終わりやなとか、不安な事ばかりが頭をよぎります(笑)
全身麻酔だったら、もう寝てるのに…
左目は暗い感じでしたね。
先生が左目横を押したのでしょうか。
「感じます?」
と、聞いてきました。
「いいえ」
と、答えたら、準備完了。
元々、高血圧持ちで緊張にはめちゃくちゃ弱いタイプなのです(笑)
落ち着け!と言われてもね…
少し血圧が下がったので、再開。
目の前が真っ白に。
器具のカチャカチャ音と何かのモーター音、そして手術室全体に流れてるクラシック音楽。
出来れば、クラシック音楽はもう少し大きくしてもらいたかったな〜(笑)
多分もう、眼球に針が刺さってるんやろな。
当然時計など見れるわけがありません。
時間の流れが遅いです。
目の手術ですから、耳もとにある器具の音もよく聞こえます。
堪えきれず、先生に
「痛いんですけど」
と、言うと、先生は麻酔の担当者に何かを何cc足してと指示。
これはもう我慢なのかなと。
手術後に書いた日記です。
今、病室のベッドから書いている。
若干、目に違和感が残るが時間が解決してくれるだろう。
術中は不思議な感じ。
北斎の絵じゃないが、肌色のバックから強烈な光が差し込み左から右側に墨汁が撒かれた感じがしたり、下3分の2ぐらいを血液が波のように移動したりと、とても興味深かった。
胎内にいる赤ん坊はこんな映像を見てるのかも知れないな。
素晴らしいけど、2度と経験したくないねw」
ま、上向いて飯は食いませんが(笑)
だって、それしか楽しむことはないからね。
今日は、ここまでです。
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