人生終了!(笑)

「○○さん」

女性の看護師に名前を呼ばれ、カーテンの奥に入って行きます。

自分の前に診察されてる方がいたので、入って右横の丸椅子に座るよう指示が。

手荷物は、左手にある青い籠に預けます。


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自分の担当医はN先生。
副院長です。

大きめのマスクをしているので、よく顔は分かりませんが、ちょっと岸谷五朗に似ている感じ。
歳は、45歳前後でしょうか。
まあ、この辺は適当です(笑)

さて、前の方が終わり、自分の番が来ました。

まず、先生に名前を言います。

そして、診察用の丸椅子に腰掛けます。

N先生は、軽くカルテを見終えて、少し高圧的に、そして怒りを押さえる声で

N先生
「東○医大ね…、あそこ、やぶだから」

自分
「は?」←心の声です。

N先生
「あそこの○○って、教授知ってる?」

自分 
「名前は分かりませんが、教授だったら1度見てもらいました」

そう、確か、15階での検診時、大勢の研修医を連れて来たのを覚えています。
自分の目をモニタに映して研修医に

「この部分は何という?」
「じゃ、これは?」

てな具合で教授してました。

N先生
「あの人、○○○○だから!」

自分
「ひ?」

N先生
「先週もね、あいつと電話で喧嘩したんですよ」

自分
「そ、そうなんですか…(汗)」

N先生
「あの病院は行っちゃダメだよ」

自分
「だ、ダメと言われても…(泣)」←心の声です。

そんなこと、もっと早く教えてください!

ライトを充てて左目を倒像鏡を使い検査します。

「右を見て下さい」
「右上を見て」
「今度は、上」

て、感じで一通り検査したあと、再びカルテに目を通して

N先生
「う~ん!眼内レンズの位置が少しズレてるな」

ヒイィィィ←心の声です。

N先生
「・・・」

え、やっぱりダメなの!失明なの?←心の声です。

N先生
「厳しいですが、とにかく、やるだけやってみましょう」

と言われ、再び3番の部屋に戻り検査をします。

この時は生きた心地がしませんでした(笑)

多分、顔面蒼白だったのかも知れません…

で、何をどうしたかなんて、これっぽっちも覚えて無いんですわ(笑)


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時間は、15時半を回っていたと思います。
そういや、朝から何も食っていません。
でも、食欲が一切沸きません。
当たり前ですね(笑)

待合室には、殆ど外来患者さんは居なくなりました。
居ても会計を待っている人たちです。
黒い長椅子に独りぽつんと座わります。
最終話、コーナーポストの前に座ってる
“矢吹ジョー”同様、頭を垂れていました。。。

頭の中が真っ白です

さっきまで、あんなに活気があった2階ですが、
受け付けに置いてあるPCのキーボード音と大量のカルテを片す音、
そして看護師さん達の小さな話し声と足音のみが聞こえます。

視力検査室も片付けに入り出しました。

目に異常をきたしてからの事が走馬灯のように頭の中を走ります。

新井薬師の眼科から、紹介された大学病院での2回の手術。
それが、一切の無駄だったのです。
いや、無駄と言うより、いい実験台にされてたのかも知れません。
今思えば、2回目の手術の時、録画してたはずのカメラが止まってるとか、なにかを隠したかったのでしょうか?

唖然としている所へ、再び名前が呼ばれ、奥の診察室へ。

N先生は、カルテを見ながら、

「はっきり言って、医療ミスですね」

自分
「そ、そうなんですか…」
「遺伝的に網膜が、くっつきにくい言われたのですが…」

N先生
「そんなことありませんよ(苦笑い)」
「しかし、ここまで網膜をぐちゃぐちゃにするかな…」

後は、何を言われたのか…

記憶が部分的に飛んでいます。

手術をする前に承諾書にサインしているので、裁判を起こしても勝てる見込みはないと言われました。
後、大学病院は、裏で病院同士が連んでいるのと強力な弁護士を抱えてるので勝つのは厳しいかと。

一通りカルテを見たN先生

「非常に難しいオペになるけど、頑張ってみましょう!」

と。

“残念ですが、これ以上は無理です”

と、言われるよりは、少しは前向きな気持ちになりました。

ただし、一つ条件が。

“東◯医科大学病院のカルテを早急に持ってきてほしいと”

通常、カルテの開示には1週間ほど掛かるそうです。
ただ自分の場合は時間との戦い。
明日にでも行って持ってきてほしいとのこと。

もし、先方がぐずぐず言うのなら、

「ウチの名前を言って、この写真を見せなさい!」

と言われ、OCT(眼底三次元画像解析)で撮った網膜のカラー写真のコピーをもらいました。

網膜剥離している箇所からの穴が広がりだしたのか、若干、眼球が萎んで来ています。

水が入ってパンパンに膨らんだ風船から、徐々に水が、漏れ出して縮んでいく感じですね。

触ってみると右目と比べて、小さくなっているのが分かりました。

先生からも、
「あまり、左目を弄らない方がいい」
と言われました。

もう、最悪です。

お金が無いとか、痛いとか言ってられません。

兎に角、カルテです!

17時、重い足取りで眼科を後にしました…

どうやって帰ったのか、何をどこで食べ、何をしたのか、さっぱり記憶にありません。
ただ、ぼーっとしていたのでしょう。

一層のこと、電車に飛び込もうかと(笑)

帰宅してから、日記も書いていませんね。

それほど、心に余裕が無くなったのかも知れません。

翌朝8時30分、大江戸線に乗り、都庁前駅に。
カルテを開示しに東◯医科大学病院に向かいました。





今日は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
 
2017-09-12





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